佐藤天彦九段の“フリースタイル”な考慮姿勢に解説棋士&女流棋士「ヨガの先生?」ファンも「折り畳み式」「お団子」と大喜利状態に
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 将棋の棋王戦コナミグループ杯は12月19日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と佐藤天彦九段(34)が挑戦者決定二番勝負第1局の対局を行っている。佐藤九段は7期ぶり2度目の棋王挑戦まであと1勝と迫っており、鋭い表情で対局に臨んでいる。さらに深い前傾姿勢で深い集中状態に沈み、ABEMAの中継に出演した屋敷伸之九段(50)は独特の考慮スタイルを「ヨガの先生のよう」と表現していた。

【動画】佐藤九段の独特の考慮スタイル「ぐでポーズ」

 一見すると、体調不良では?と心配したくなるほど倒れ込んだ考慮姿勢。佐藤九段ファンにとっては見慣れた「ぐでポーズ」だ。勝利への一手を導き出すべく全身全霊を傾ける姿は、普段の優雅でスマートな身のこなしから“貴族”の呼び名が付く佐藤九段と同一人物とは思えないほど。本局も佐藤九段にとっては7期ぶり2度目の挑戦権獲得への大一番とあり、最強五冠王を前に鋭い表情を見せている。

 難解な中盤戦では、額が畳に付くほど大きく身体を前に傾けて考慮する姿が見られた。ABEMAの中継で聞き手を務めた村田智穂女流二段(38)は「いつも佐藤九段の身体が柔らかいなあと思っていました」とポツリ。解説の屋敷九段も「すごい体勢ですね」と相槌を打つと、「脳内将棋盤で考えているんでしょうね。ヨガの先生みたいですね」と続けた。すると視聴者からもコメントが大量に押し寄せ、「折り畳み式天彦」「お団子になってる」「ヨガ彦」「礼拝中」と大喜利状態に。さらに、一切動じない藤井竜王にも「聡太先生笑わないのすごい」「笑ってはいけない挑決二番勝負」の声が上がっていた。

 屋敷九段は「それだけ急所の局面であるというのが分かる」と難所に全力で立ち向かう佐藤九段の心理を解説。独特の考慮スタイルにも、「全身で考えているんですね」「怖いほどの集中力」「佐藤九段頑張ってください」と応援のコメントも多数寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】佐藤九段の独特の考慮スタイル「ぐでポーズ」
【動画】佐藤九段の独特の考慮スタイル「ぐでポーズ」
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