＜大相撲一月場所＞◇五日目◇12日◇東京・両国国技館
取組を優位に進めていた力士を襲った突然の落とし穴。よもやの“腰砕け”に本人も驚きのキョトン顔を浮かべ、館内からはため息が。さらに視聴者からも「コーヒー吹いたw」「絶望した顔が悲しい」など驚きの反応が寄せられた。
幕下筆頭・玉正鳳（片男波）が幕下四枚目・紫雷（木瀬）を下して2勝目（1敗）を挙げた一番でそれは起きた。
玉正鳳は先場所、大関経験者の朝乃山を破って幕下優勝を果たすなど勢いのある力士。幕下筆頭で臨む今場所は、関取の座を狙う大事な一番が続く。一方、31歳の紫雷も一つでも番付を上げるべく負けられない。
立ち合いゆっくりと立った紫雷は、玉正鳳の強烈な諸手突きをこらえると一瞬の隙を突いてもろ差しに。そのまま両上手を引いて一気に前に出た紫雷だったが、土俵際で玉正鳳が驚異の粘りを見せる。
かろうじて残した玉正鳳が右から投げを打って紫雷の突進を食い止めると、すかさず体を預けるように圧力をかけたところで突如、紫雷の腰が砕けた。お尻からストンと落ち、股割り状態になった紫雷は「まさか」といった様子で口を開け、キョトン顔を浮かべた。紫雷の手から2勝目がするりとこぼれ落ちて2敗目（1勝）を喫すると、館内にため息が響いた。
その後、館内に「ただ今の一番は、紫雷に腰砕けがありましたので玉正鳳の勝ちであります」とアナウンスが流れると、ABEMAの視聴者から「本人がキョトンとしてるのがまたw」「絶望した顔が悲しい」「突然の紫雷ベアにコーヒー吹いたw」「かわいい」「なぜそうなる」など様々な反応が寄せられていた。（ABEMA／大相撲チャンネル）
2025年11月場所 千秋楽
更新日時：2025/11/23 19:08
※ ○＝勝ち、●＝負け、□＝不戦勝、■＝不戦敗
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