将棋の朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントは1月14日、1回戦の久保利明九段(47)対豊島将之九段(32)戦が午前10時から始まった。勝者は午後2時からベスト4入りをかけて2回戦を戦う。
久保九段は、1993年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:14期)、順位戦B級1組(A級:13期)。タイトルは棋王3期、王将4期の計7期で、棋戦優勝は6回。振り飛車党のトップ棋士で「捌きのアーティスト」の異名を持つ。前回大会は本戦1回戦で敗退。今大会は、2回戦で古賀悠聖四段(22)、徳田拳士四段(25)に勝利し本戦進出を決めた。今年度の成績は15勝15敗で、勝率は0.5000。
豊島九段は2007年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:9期)、順位戦A級(A級以上:6期)。タイトルは竜王、名人など通算6期、棋戦優勝は5回。今年度は王位戦七番勝負、王座戦五番勝負に挑戦した。前回大会は準々決勝で、優勝者となった菅井竜也八段に敗れベスト8。今期は初優勝を目指し、まずは初戦突破を狙う。今年度成績は26勝18敗で、勝率は0.5909。
両者の対戦は、第60・67期王将戦七番勝負を含む33局で、久保九段の17勝、豊島九段の16勝(うち1勝は不戦勝)。本局を制し、午後2時からの準々決勝に進出するのはどちらか。持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は久保九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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