元横綱・若乃花の花田虎上氏も「今、話題ですよね」と一言。注目の若手力士として、今場所初土俵を踏み、7戦全勝で優勝を果たした幕下の落合（宮城野部屋）が、紹介された。
この日のABEMAの放送では「次世代“WAKATE”スター名鑑」と題したコーナーが展開。鳥取城北高校時代には、2年連続で高校横綱に輝き、今場所幕下15枚目格付出しデビューを果たすと、早速7戦全勝優勝という結果を残した落合を特集した。
幕下優勝決定取組のVTRが流れると、立ち合いの場面について花田氏は「この張り差しは良くないですね」と指摘。それから勝利を決めた瞬間についても「左から掬って突き落としていくんですけど、上に行くと、そう簡単にはいかない。もう少し、前屈みな相撲を取ると良いと思います」とコメントした。それから「強いので、ちょっと厳しく言わせてもらいます。どんどん番付をあげてもらいたいですし」と今後に期待を寄せていた。
さらに花田氏は自身が選んだ“初場所ベストバウトTOP3”の中に、落合と幕下十三枚目・明瀬山（木瀬）の取組を入れた。元幕内力士の明瀬山に対し、内掛けを決めていたが、花田氏は「こんな器用なこともするのかと。私自身も“これは強くなっていくぞ”と見ていました」と明かし、「プロとして初めての場所でこれだけでのことをやるわけですから、末恐ろしいです」と結んだ。
（ABEMA／大相撲チャンネル）
