将棋の藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)に羽生善治九段(52)が挑戦する囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局が2月9日、東京都立川市の「SORANO HOTEL」で行われている。羽生九段の先手番で、注目の戦型は「角換わり腰掛け銀」に進んだ。
初防衛を目指す藤井王将に、タイトル100期獲得を狙う羽生九段が激突する大注目の今シリーズ。第1局から一手損角換わり、相掛かり、雁木が志向され、本局は羽生九段の先手番で「角換わり腰掛け銀」と様々な戦型が見られている。
藤井王将は2月5日に開幕した棋王戦五番勝負に挑戦中で、第1局では10連覇中の渡辺明棋王(名人、38)を相手に角換わり腰掛け銀の一局で快勝を飾っている。羽生九段は藤井王将の得意戦型に新構想で挑みかかっており、どのような秘策が用意されているのか大きな期待が寄せられている。羽生九段が桂馬を跳ねて未知の局面に突入したとあり、今後の展開に注目が集まっている。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王将 カツ丼
羽生善治九段 親子丼
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲羽生善治九段 6時間45分(消費1時間15分)
△藤井聡太王将 6時間19分(消費1時間41分)
(写真提供・日本将棋連盟)