将棋の朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント決勝が2月23日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と渡辺明名人(棋王、38)が午後2時15分から対局を開始した。両者の初手合いとなった2019年2月の第12回朝日杯決勝から、4年を経て再び決勝戦で激突。藤井竜王が2年ぶり4度目の優勝を飾るか、渡辺名人が10年ぶり2回目の栄冠を手にするか。
午前中に行われた準決勝では、藤井竜王が豊島将之九段(32)に、渡辺名人が糸谷哲郎八段(34)にそれぞれ勝利。現在、棋王戦コナミグループ杯五番勝負で対戦中の両者が、朝日杯決勝の舞台でも盤を挟むことになった。
両者にとって、この舞台は2019年2月に行われた第12回朝日杯決勝で初手合いとなった思い出の場所。藤井七段が渡辺棋王(肩書はいずれも当時)との雁木の一局を制し、連覇を達成した。以降、数々のタイトル戦で激突し、公式戦対戦成績は藤井竜王の14勝2敗。4年の時を経て今期の決勝戦を制するのはどちらか。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は藤井竜王に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)