いきなり164kmも! 佐々木朗希が世界デビュー 3・11先発でエラーから1点失うも2奪三振 2023/03/11 19:27 拡大する 【WBC・1次ラウンド プールB】日本代表−チェコ(3月11日/東京ドーム) 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドのチェコ戦にロッテ・佐々木朗希投手が先発。最速164kmを記録するなど160km超えを連発したが、2死二塁から悪送球で1点を失う立ち上がりとなった。 東日本大震災からちょうど12年となる3月11日、日本代表「侍ジャパン」栗山英樹監督が先発マウンドに送ったのは、12年前のこの日に自身も被災し父と祖父母を失った佐々木朗希だった。岩手県陸前高田市に生まれた佐々木は、県立大船渡高校在籍時に球速163kmを記録すると「令和の怪物」と称され脚光を浴びる。プロ入り後1年間はじっくり体を作り、2年目に3勝を記録。そして3年目の昨季、4月10日のオリックス戦で20歳5か月という史上最年少で完全試合を達成。しかも同時に世界記録となる13者連続三振、NPB記録に並ぶ1試合19奪三振もマークしている。 続きを読む