前回準優勝・斎藤慎太郎八段は後輩指名を明言 決勝で敗れた「チーム稲葉をイメージ」/将棋・ABEMAトーナメント 将棋斎藤慎太郎 2023/03/19 16:23 拡大する 言葉は柔らかくとも、優勝にかける思いは誰よりも強い。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」のドラフト会議が4月1日に放送される。前回大会で準優勝だった斎藤慎太郎八段(29)は、会議を前に早くも「年下の棋士」の選出を明言。決勝戦で目の前で優勝を譲った「チーム稲葉をイメージ」と構想の理由を語った。【映像】新チームの構想を語る斎藤慎太郎八段 前回大会では、木村一基九段(49)、佐々木勇気八段(28)とリーダー級の強豪メンバーを自軍に迎え入れて準優勝。結果もさることながら、3人そろってのエンジェルコスプレなど和やかなチームの雰囲気はファンを多いに楽しませた。「昨年はチームの2人が強力メンバーでしたね。木村先生はリーダー経験もあるムードメーカーでしたし、佐々木君は空気をピリッとさせてくれた部分があり、ちょうどいいバランスでした。最後は残念でしたが、全体的には力を合わせて頑張れた大会だったかなと思います」。決勝戦で稲葉陽八段(34)率いるチーム稲葉に敗れ、木村九段の目には悔し涙も光ったが、それも含めて「良いチームでした」と感慨深げに振り返った。 続きを読む 関連記事