佐藤天彦九段は「普段から親しい棋士」がコンセプト 有望後輩の三枚堂達也七段、同期の戸辺誠七段とチーム結成/将棋・ABEMA トーナメント 将棋佐藤天彦 2023/04/05 11:00 拡大する “貴族”の布陣は、「気の置けない仲」だった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」のドラフト会議が4月1日に放送された。佐藤天彦九段(35)が今期の仲間に選んだのは、“桂馬の貴公子”こと三枚堂達也七段(29)とプロ入り同期の戸辺誠七段(36)。「普段から親しんでいる棋士」のコンセプト通りの選出に納得の表情を浮かべた。【映像】大注目の藤井聡太竜王ら全チームのドラフト結果 前大会で驚異の勝率100%を叩き出した頼れるリーダーは、約5カ月間に渡る長期戦を見据えたメンバー選出となった。1巡目には、前期にチーム広瀬で活躍した三枚堂七段を指名。「三枚堂さんは後輩の中では結構付き合いがある棋士。若手の有望株でもありますし、指名させていただきました」と単独指名を叶えた。続く2巡目には、前回大会でタッグを組んだ佐々木大地七段(27)を選んだが、山崎隆之八段(42)との競合の末、くじ引きで譲る結果となった。 続きを読む 関連記事