トップ棋士を打ち破る下剋上ドラマは1年だけじゃもったいない。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」のドラフト会議が4月1日に放送された。斎藤慎太郎八段(29)は昨年、エントリーチームのメンバーとして活躍した黒田尭之五段(26)と冨田誠也四段(27)を指名。「まだまだ2人ともこれからの若手。年下の棋士を選ぼうと決めていたのも、成長に期待したいという思いがありました」と、今年も暴れ回ってほしいと2人の名前を書いた。斎藤八段も伸びる若手を間近に感じながら自身の成長につなげる作戦だ。