やはり棋士の本分は、自分の対局を多くの人に見てもらうことだ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」の出場権を争うエントリートーナメントの模様が4月8日に放送され、関東Aブロックからは2大会続けてドラフト指名されていた郷田真隆九段(52)が勝ち抜き、自力で3大会連続での出場権を獲得した。実績、経験豊富なベテランながら、放送対局になる本大会出場に「対局を見ていただくのが棋士によって一番いいこと」と熱いコメント。「視聴者のみなさんの前で対局できるんで、大いに頑張りたいです」と力強く語った。