ほどよく脱力したことが、本人もびっくりの結果につながった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」の出場権を争うエントリートーナメントの模様が4月8日に放送され、関東Bブロックからは行方尚史九段(49)が勝ち上がり、エントリーチーム入りを決めた。第3回大会ではチーム木村のメンバーとして参戦したが、4戦全敗といいところなし。「スタジオの行き方を忘れるくらい。おじさんはお呼びじゃないでしょうし、のびのびやりたいです」と、エントリートーナメントにも力を抜いて参加したところ、あれよあれよと勝ち上がり出場権を獲得。「夢にも思わなかった」と、3大会ぶりの出場を決めた。