【MLB】レッドソックス2-1エンゼルス(4月16日・日本時間17日/ボストン)
4月11日のレイズ戦で走塁の際、右太もも裏に張りを覚え欠場していた吉田正尚外野手。5試合ぶりに「6番・DH」でスタメン復帰したエンゼルス戦の第1打席で、内角高めにきた初球が左ひじに触れるデッドボールとなり、豪打復活に注目していたファンの多くが「マッチョマン、いきなりデッドボールw」「復帰初戦初球死球かい」「え、吉田さんに当てちゃった」などと苦笑いする一幕があった。
続く第2打席は空振り三振。第3打席はセカンドゴロで、この日は2打数ノーヒットに終わった。メジャー開幕から11試合で打率.205(39打数8安打)1本塁打。日本では7年間の通算打率.327、首位打者を2回も獲得するなど正に安打製造機だった吉田だが、新天地メジャーではやや苦戦中だ。
さかのぼること1カ月前。WBCでの吉田は7試合すべてに出場、22打数9安打2本塁打.409の好成績で日本の優勝に大貢献した。7試合における通算13打点は大会記録でもあり、ベストナインにも選出された。
当初は総額122億円でのポスティング移籍が決まったこともあり、メジャーでの活躍を優先して出場を辞退するのでは、と目されていた。そんな渦中の吉田は大会前、「小さなころからWBCは憧れだった。日の丸を背負った選手たちがかっこよく見えて、自分もあの舞台に立ちたいと思った。メジャーが決まる前と後で、出場したいとの思いは変わらなかった。栗山監督と電話でやり取りしたときの気持ちも全部マッチしたので出場を決めた」と出場を決断。日本の世界一に大きく貢献してみせた。
2022年はオリックスを2年連続リーグ優勝&26年ぶりの日本一に導き、21年東京五輪でも20打数7安打の大活躍で日本を金メダル獲得に導いている。
今はまだメジャーに慣れず苦戦しているが、これまでの実績をみる限り、必ず浮上してくる。どんな状況でもへこたれずチームに貢献する。それが吉田正尚である。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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