3着を受け入れてアガるか、逆転トップか 究極の選択を迫られた雀士、呼吸も荒くなる大長考「いい方向にいけ!」/麻雀・Mリーグ Mリーグ 2023/04/25 08:54 拡大する 平素であれば迷わずアガって終わり。しかしチーム事情がそれを許さなかった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ、4月24日の第2試合。オーラスでツモアガリとなる牌を引いたラス目の雀士が、このままアガって3着を受け入れるか、手を作り直してあくまでトップ狙いか、究極の選択を迫られ大長考となる場面があった。【映像】堀慎吾は究極の選択に苦悩の熟考 場面は南4局、ラス目のKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)は3着目のKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)とわずか900点差。トップのTEAM雷電・黒沢咲(連盟)とは1万6000点差があり、跳満を直撃か、倍満をツモればトップになれるという状況。堀は配牌に4枚あった白をカン。トップを狙うための手作りへと進む。7巡目に伊達からリーチが入り、堀もこの同巡にテンパイするも、待ちは9索と3筒のシャンポン。この段階ではリーチをしても白とドラ1があるだけで、目指す条件には程遠い。堀は一旦このシャンポンのままダマテンとした。 続きを読む