【MLB】レッドソックス7-6ブルージェイズ(5月2日・日本時間3日/ボストン)
 ブルージェイズの菊池雄星投手にとっては、厳しい判定の連続だったかもしれない。4回、1死から打撃絶好調のレッドソックスの吉田正尚外野手と対戦すると、カウント3-1とした後の5球目、真ん中やや内寄りに95.3マイル(153.4キロ)のストレートを投げ込んだものの、完璧に打ち返され右中間席に今季5号ソロを放り込まれた。打たれた瞬間、クルッとセンター方向を振り返り「やられた!」という表情になった菊池だが、実はこの打席ではストライクゾーンぎりぎりへベストピッチを繰り返したものの、球審が連続してボールの判定。狭いストライクゾーンで絶好調の天才打者と対戦しなくてはならなかった。