将棋の竜王戦1組ランキング戦の決勝が5月25日に行われ、羽生善治九段(52)と稲葉陽八段(34)が午前10時から対局を開始した。既に両者は本戦出場を決めているが、優勝者は賞金470万円を手にするほか、本戦で1勝すれば挑戦者決定三番勝負となる「スーパーシード」の権利を得る。藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)への挑戦に向けて、最短距離を行くのはどちらか。