将棋の第71期王座戦王座戦挑戦者決定トーナメントが5月26日に行われ、渡辺明名人(39)と澤田真吾七段(31)が現在対局中だ。難解な中盤戦が繰り広げられており、形勢はほぼ互角。ベスト8進出をかけた注目の戦いは、夕食休憩を経て夜戦へと突入する。
永瀬拓矢王座(30)への挑戦権を争う挑戦者決定トーナメントは1回戦が進行中。すでに藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)、王座経験者の斎藤慎太郎八段、村田顕弘六段(36)、斎藤明日斗五段(24)がベスト8入りを決めている。
渡辺名人と澤田七段による本局では、後手の澤田七段が四間飛車を志向。後手は金を積極的に上がって工夫を見せる一方、先手の渡辺名人も攻勢への準備を整えており、夜戦からの激しい戦いから目が離せない。夕食休憩時点での形勢はほぼ互角とみられている。
持ち時間は各5時間。ABEMAではこの対局を終局まで生放送する。
【夕食の注文】
渡辺明名人・澤田真吾七段 注文なし
【夕食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 1時間39分(消費3時間21分)
澤田真吾七段 1時間2分(消費3時間58分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)