【MLB】ホワイトソックス4-6エンゼルス(5月29日・日本時間30日/シカゴ)
エンゼルスのザック・ネト内野手が試合終了間際に3連敗中と苦しむチームを救う超絶美技を披露。連敗ストップに貢献すると、「君は最高」「スーパールーキー」「すげぇな」など驚嘆の声が相次いだ。
「9番・ショート」として先発出場したネト。この日は3打数ノーヒットだったが、2回表には死球で出塁してチャンスを広げ、さらに8回表にはライトへ犠牲フライを放ち、貴重な追加点を挙げるなど効果的な活躍を見せた。そんなネトが9回、一打出れば…の場面でド派手に見せてくれたのが得意の守備だった。
9回裏のエンゼルス3点リードで迎えたホワイトソックスの攻撃。この回からエンゼルスはクローザーの今季12度のセーブ機会で12セーブを挙げているカルロス・エステベス投手がマウンドに上がった。これでひと安心かと思われたが、いきなり先頭打者のエロイ・ヒメネス外野手に本塁打を許して2点差にまで詰め寄られると、さらに制球が安定せずに死球、四球で2アウトながら一、二塁と一打サヨナラの場面を迎えてしまった。
ここで打席には7回裏から途中出場を果たしたヤスマニー・グランダル捕手。エステベスも慎重に投球を続けていたが、グランダルは高めに浮いた2球目を叩き、打球はショートを守るネトのもとへ。
ショートの定位置からややサード側に転がる強い打球はあわやレフト前へのタイムリーヒットかと思われたが、これを好守で知られるネトがダイビングキャッチ。すかさず三塁に投げようとするも、二塁走者が三塁に向かう様子を見て間に合わないと判断したネトはすぐに切り替えて一塁へ。矢のような送球はファーストを守るジャレド・ウォルシュ内野手のミットに収まって無事、ゲームセット。6-4でエンゼルスが逃げ切り、連敗を3で止める勝利を収めた。
これぞメジャーリーガーとも言うべきネトのスーパープレーにSNSでは「今日の功労賞」「君は最高」「スーパールーキー」「すげぇな」といった称賛の声が多く見られた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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