5月30日にベルーナドームで行われたセ・パ交流戦、埼玉西武ライオンズ対阪神タイガースの一戦で、阪神の1、2番・近本光司&中野拓夢の“チカナカコンビ”による連続3ベースヒットでの珍しい先制シーンが、ネット上の野球ファンの間で話題となっている。

【映像】衝撃!阪神・近本&中野が魅せた“超激レア”シーン(14:15〜)
この試合の1回表、阪神は先頭の1番・近本が、西武先発・與座海人の投じた初球、内角のストレートを、まるで初球先頭打者本塁打でも狙っていたかのようにフルスイング。すると打球はライト方向へとぐんぐん伸びて、フェンスを直撃。ホームランにこそならなかったものの、この目の覚めるような一撃で、いきなり三塁へ。1番打者としてはこれ以上ない形で、先制のチャンスを演出した。すると、続く2番・中野も、カウント1-1からの3球目、與座の投じた内角高めのストレートを鋭く叩いて連続三塁打に。無論、三塁ランナー・近本は悠々と生還。また、中野も続く3番・ノイジーのショートゴロの間に生還。阪神があっという間に2点を先制する形となった。