吉田正尚、2試合ぶり24度目のマルチ安打 6月6試合で早くも3度目とヒット量産

【MLB】ガーディアンズ－レッドソックス（6月6日・日本時間7日／クリーブランド）

　レッドソックス吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場し、3回の第2打席にレフト前ヒットを放った。1回の第1打席に放ったセンター前ヒットに続く安打で、2試合ぶり今季24度目のマルチ安打を記録。6月はこの試合で6試合目だが、早くも3度目のマルチ安打と、相変わらずの安打製造機ぶりだ。

【映像】吉田正尚、打球速度171キロの痛烈ヒット

　もはやメジャーでの評価も安定感抜群のヒットメーカーだ。前日までの打撃成績は、202打数63安打33打点7本塁打、打率.312でOPSも.884と高い数字。三振も23個と非常に少なく、豪快なスイングながらも巧みなバットコントロールが光ってる。選球眼もよく、またチャンスでも打つことから、チャンスを作る役割、活かす役割の両方をこなすレッドソックス打線の主軸として機能している。

　前日こそ4試合ぶりにノーヒットに終わったが、4月に一時打率1割台まで低迷したとは思えない安定感は、NPB時代に天才打者としてヒットを量産していた時そのもの。ア・リーグの首位打者争いにも顔を出し始めた吉田が、どこまで打率を上げてくるか。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）