【MLB】エンゼルス-マリナーズ(6月9日・日本時間10日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場した。今季13試合目の先発登板で、1回を1安打2失点のスタート。約1カ月の間、白星が遠ざかっているが久々の6勝目を手にすることができるか。
マウンドに上がった大谷は、先頭のクロフォード内野手にいきなり四球で出塁を許す展開となった。しかし続く2番、3番を抑えるも、4番のケルニックにスイーパーをスタンドまで運ばれて2点を失う。その後は5番のヘルナンデス、6番のラリーを四球で歩かせるも、7番のスアレスを抑えて初回を終えた。
大谷は今季13試合目となる「リアル二刀流」での先発登板だが、今季はここまで12試合に先発し5勝2敗、防御率3.30。71回を投げ被安打は43だが、うち10安打がホームランと一発を浴びるシーンが目立っている。前回登板した6月2日(日本時間3日)のアストロズ戦でも2本塁打を含む今季ワーストの9安打を浴びて、6回5失点で2敗目を喫した。打者としても試合に出続けていることの疲労も考慮し、今季初となる中6日でのマウンドだ。
ネビン監督からは今回の先発登板に向けて、年間200投球回のクリアを希望しているとコメント。大谷は昨季、メジャーで初めて規定投球回に到達、28試合で166回を投げた。中6日がメインだった昨季から、今季は開幕から中5日で通してきた。200回まであと129回だが、1試合につき6回を投げていくとすれば、あと22試合は必要だ。「規定打席&規定投球回」到達で大きな話題になった昨季を超えるためにも、まずは5月15日(同16日)のオリオールズ戦以来となる白星で、勢いづきたいところだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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