6月6日に福岡PayPayドームで行われたセ・パ交流戦、福岡ソフトバンクホークス対横浜DeNAベイスターズの一戦で、ソフトバンク・モイネロが“3者連続3球三振”という驚異的な投球で横浜打線を完全沈黙させ、野球ファンの注目を集めている。

【映像】もはや暴力! バッターに襲い掛かる“絶望の瞬間”

1-1で迎えたこの試合の9回表、3番手・松本裕樹の後を受ける形で登板したモイネロは、まず、この回先頭の代打・大和に対し、153km/hの外角のストレートでストライクを奪うと、同じく外角いっぱいのところへ、カーブ、チェンジアップと続けて、アッサリと3球三振に。続く、1番の佐野恵太に対しては、初球・2球目と外角高めいっぱいのところへストレートを投げ込み、早々にカウント0-2と追い込むと、最後はやや外角のワンバウンドするスライダーで空振り三振に切ってとった。そして3人目の打者となった2番の関根大気に対しては、初球・2球目と、釣り気味に投じた真ん中高めのストレートで空振りを誘うと、最後は外角低めのボールゾーンへと逃げるスライダーで空振り三振に。 およそ5年前に自身が行った「たった9球で3者連続三振を奪う」という離れ技を、再び披露することとなった。