大谷翔平、2戦連発の18号2ラン! “10戦5発”の量産体制で米シーズン自己最多に迫る年間44本ペース リーグトップのジャッジに1本差 7試合連続安打も記録

【MLB】エンゼルス-マリナーズ(6月10日・日本時間11日/アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。3点を追う3回の第2打席に2試合連続となる18号2ランを放ち、7試合連続安打を記録した。直近10戦で5本目となる豪快な一発によって、リーグトップのジャッジに1本差と迫り、2021年に記録した米シーズン自己最多本塁打の46本に迫る年間44本ペースとした。打球角度28度の弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さる打球速度103マイル(約166キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)の一発だった。

【映像】大谷翔平、2試合連続「弾丸」18号2ラン

 大谷が量産体制に突入だ。きのうの試合、今季13度目の二刀流マウンドで6勝目を目指した大谷は5回を投げて被安打3、6奪三振、6四死球で3失点。惜しくも6勝目は逃したものの、打者としては17号2ランを含む3安打の猛打賞。あと三塁打が出ていればサイクル安打という今季4度目の“サイクル未遂”の大活躍。バットでチームを5連勝に導いた。

 今季5月中盤以降にやや疲れが見えた大谷だったが、5月最終戦で13号ホームランを放ってからは復調どころか、一転して“絶好調”モードに。この試合までの7試合の打撃成績は2本のホームランを含む28打数11安打で打率.393。まさに4割に迫る勢いで、今季通算打率も.282まで伸ばし、一気に3割台をうかがう好調ぶりだ。

 大谷が今季66試合目で放った18号は、162試合換算で年間44本ペース。これは昨季に記録した34本を大幅に上回り、2021年に記録した米シーズン最多本塁打の46本に迫る勢いだ。大谷と共にチームも現在5連勝中と好調を維持している。大谷のバットが、チームにさらなる勢いと白星をもたらしていく。なお、今日の大谷の第1打席は中飛。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

(C)aflo

【映像】大谷翔平、2試合連続「弾丸」18号2ラン
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