吉田正尚の同僚、ダイビングキャッチ&膝付きスローの超ファインプレーに相手選手もヘルメットを投げつける「これぞメジャー！」

【MLB】ヤンキース3－1レッドソックス（6月10日・日本時間11日／ニューヨーク）

　レッドソックス・吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場したヤンキース戦で、同僚のデバース内野手にビッグプレーが飛び出した。三遊間への鋭いあたりに飛びついてキャッチすると、膝をついたまま矢のようなスローでアウトにした。このプレーに視聴者たちも「これぞメジャー！」と大興奮となった。

【映像】レッドソックス・主砲、守備で鳥肌ものの好プレー

　そのプレーが飛び出したのは2回裏のヤンキースの攻撃。レッドソックス先発のホウク投手はここまでヤンキース打線をノーヒットに抑える快投で、この回も4番のスタントン外野手をセンターフライ、続くバウアーズ外野手を見逃し三振に斬るなど絶好調。そして打席にはラメーヒュー内野手が入った。

　ロッキーズ時代には首位打者に2度輝くなどメジャー屈指の巧打者として知られるラメーヒューはこの打席、積極的に動いていき、ハウクが2球目に投じた143キロのカットボールを叩いた。

　鋭い打球はヒット性のいい当たりでチーム初安打になるかと思われたが、この打球に対しサードを守るデバースがダイビングキャッチで捕球すると、その体勢のまま膝をついて一塁へ送球した。

　矢のような送球がカサズ内野手のグラブに収まり、アウト。記録はサードゴロとなり、好投を続けるハウクをアシスト。ヒットを1本損する形になったラメーヒューは悔しさのあまりヘルメットを叩きつけて何かを叫び、レッドソックスのベンチでインタビューに答えていたターナー内野手もこのビッグプレーに興奮している様子が中継に映し出された。

　決して守備が得意ではないディバースのビッグプレーを見たABEMA視聴者からも「これぞメジャー！」「これはうまい」「ナイスプレーだな」と、称賛の声を惜しまなかった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）