【MLB】ヤンキース2-3レッドソックス(6月11日・日本時間12日/ニューヨーク)
1点を追うレッドソックス4回の攻撃。するといきなり中継に選手の声が。「大学時代、僕は内野手だったんだよ…」。なんとその声の主は、映像に映し出されたヤンキースの捕手トレビーノだ。
ABEMAの放送の実況を担当している近藤祐二氏が、現地の実況を同時通訳で紹介。この試合ではトレビーノがマイクをつけてプレーした。「大学時代、僕は内野手だったんだよ。ただもっと早くからキャッチャーをやっていたほうが良かったと思うんだ」というような自己紹介から、レッドソックスの主砲デバースを空振り三振に打ち取ると「アラボーイ(よくやった)」と絶叫。
次の打者は前の打席本塁打のターナー。プレー中に話しているトレビーノがやはり気になったのだろう、「なんで彼はしゃべってるんだ」、すると球審は「あとで注意するから」といった周りの声もしっかり届いていた。ターナーはその後、ファウルで粘るなか、トレビーノとの会話もマイクが受け取っていた。
トレビーノはこの試合、打っては逆転の2点タイムリー、守ってはここまで1失点と先発シュミットを好リードで、しゃべりも絶好調。ABEMA視聴者も「喋りながらプレイしてるの!?」「通訳助かる」「気が散りすぎる」「めっちゃ喋る」と驚きの反応。日本では考えられない試みだが、さすがはメジャー。こんな工夫も、試合を生で見る楽しみになりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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