【MLB】ロイヤルズ0-3エンゼルス(6月16日・日本時間17日/カンザスシティ)
エンゼルスのトラウト外野手が足で稼いだ得点、そして激走後のベンチのお疲れ具合が視聴者から注目を集めている。
6回表のエンゼルスの攻撃、この回の先頭打者だったトラウトはロイヤルズ先発のシンガー投手がカウント2-0から投じた真ん中に入ったシンカーをうまく叩いて、この日自身初となるヒットをレフトへはじき返した。
その後エンゼルスは続く4番打者のドルーリー内野手がカウント2-0から投げた3球目のシンカーを捕まえてレフト線へはじき返す長打を放つ。この一打で一塁ランナーだったトラウトは迷うことなく三塁ベースを蹴ってホームへ突進。ボールは戻ることなく、そのままホームイン。エンゼルスにとっては待望の追加点となる2点目をトラウトが“足”で稼いだ。
トラウトと言えば、デビュー当初はメジャー屈指の5ツールプレーヤーとして注目を集め、2012年には49盗塁で盗塁王を獲得するなど、昨季までに通算204盗塁を記録しているが、近年は盗塁数が減少。今季もここまで1盗塁とその俊足は鳴りを潜めていた。
チームにとって追加点が欲しいこの場面では、かつての俊足ぶりを見せつけるかのように激走。188センチ、107キロという堂々たる体躯を誇るトラウトの激走は結果的にチームにとって待望の追加点を得る結果となり、チームを鼓舞することになった。
だが、さすがのトラウトもやはり疲れたのか、ダグアウトに戻るとのままベンチに腰掛け、ハァハァと肩で息する様子がカメラに映し出されていた。
この一連のプレーを見た視聴者からは「さすがトラ兄」「トラウトが本気で走ってるよ」「戦車トラウト」とトラウトの激走を称える声や「しんどそうw」とトラウトを気遣う声が多く寄せられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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