【MLB】ロイヤルズ10-9エンゼルス(6月17日・日本時間18日/カンザスシティ)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、今季23号ソロを放つなど4打数1安打2打点と活躍した。7回1死からの第4打席にセンター越えに飛距離133メートルの特大ソロを放ち、これがメジャー通算150号のメモリアルアーチ。今季23号は両リーグ通じての単独トップになった。さらに打点も2つ稼いだことで、レッドソックスのデバースと並んでリーグ打点トップタイに。6月大爆発中の大谷が、リーグの打撃部門二冠に浮上した。
【映像】大谷翔平、メジャー通算150号は特大133メートル弾
今の大谷を止める術はないと言いたくなるほどの絶好調ぶりだ。6月の月間打率が4割を超え、OPSも超一流の証しと言われる10割をはるかに上回る数字を叩き出していた大谷が、また打った。第1打席は強いライトライナー、第2打席と第3打席はセカンドゴロに倒れ、連続試合安打が止まるかと思われたところ、そんな心配を一振りで吹き飛ばした。7回1死からの第4打席、ロイヤルズの3番手・クラークが初球に投じた甘いチェンジアップを逃さず弾き返すと、打球はセンターフェンスを軽々と越える133メートル弾。ここのところ130メートル超のホームランを連発しているが、この試合でも打った瞬間に「確信歩き」を見せる完璧な一撃だった。日本人メジャー選手の通算最多本塁打は松井秀喜が10シーズン・1236試合で記録した175本。大谷は6シーズン・652試合(投手のみも含む)で150本と、倍近いペースで本塁打を量産していることになる。
大谷の活躍に後押しされるようにチームもドルリーが2本、ウォードが1本ホームランを放つ一発攻勢。同点に追いつかれた9回にトラウトの勝ち越し打を放ったものの9回にまさかの逆転サヨナラ負けを喫した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
(c)aflo
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