【MLB】ロイヤルズ2-5エンゼルス(6月17日・日本時間18日/カンザスシティ)
低めに落ちるボールをすくいあげると、打球はライトへ一直線。エンゼルス・大谷翔平投手が放った、今季自己最速189キロ弾は目の覚める打球だった。
【映像】大谷翔平、名投手グレインキーから188キロの弾丸24号アーチ!
1-2で迎えた5回表。ウォードが二塁打を放ち無死二塁となった場面で、この日3度目の打席に立った大谷は、ロイヤルズの先発投手グレインキーが投じた低めへ落ちる変化球を「待ってました」とばかりに狙い打った。
対峙するグレインキーは2009年にサイ・ヤング賞を受賞した、今季40歳のベテラン投手。2004年にメジャーデビューしており、今季は20年目となる。22年までの19年間で223勝(141敗)、2008~2018年まで11年連続2ケタ勝利を挙げ、最優秀防御率のタイトルも2回獲得している。今季118奪三振で史上20人目の3000奪三振を達成するMLBのレジェンドだ。
3回の第2打席でグレインキーが投じた落ちるボールに空振り三振。この打席でも勝負球は変化球をみていたのだろう、狙い打ちして打球を見上げた大谷は確信歩きでゆっくりと一塁へ向かった。
打たれたグレインキーは「やられちまった」と苦しげな表情を浮かべていた。
このホームランを放つ前は「エンゼルスはグレインキーの術中にハマって苦戦中だね」などとつぶやかれていたが、大谷に一発が出ると「今日はグレインキーに合わないと思ってたらとんでもない当たり」「グレインキー選手からホームラン打ったのかぁ〜」「グレインキーから打ってるのやばいしなんといっても打球速度が速い」「通算224勝の名投手グレインキーから打ったのが価値があるな」「グレインキーのあんなに落ちるカーブを完璧に捕らえるなんて凄いなぁ」などと称賛の声が続出。
メジャーを代表するベテラン投手を打ち崩した大谷は、どこまで本塁打を量産するのだろう。これからも目が離せない状況だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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