【MLB】レッドソックス4－1ヤンキース（6月18日・日本時間19日／ボストン）
アメリカンリーグ東地区の伝統の一戦として知られるレッドソックスVSヤンキースのダブルヘッダー2試合目。ヤンキースのヒガシオカ捕手に思わぬミスが飛び出した。
4回裏のレッドソックスの攻撃。この回の先頭打者のバーデューゴ外野手がレフト前へヒットを放ったのを皮切りに、レフスナイダー外野手もライト前へヒット。さらにカサズ内野手が四球を選び、2死ながら満塁となり、打席には8番打者のマグワイア捕手が入った。
1-1という同点というシチュエーションでもあり、ヤンキースバッテリーはマグワイアに対し、慎重な攻めを展開。先発のセベリーノ投手は初球に真ん中外目のスライダーを投じたが、これをマグワイアはスイングした。
すると打球は三塁側のスタンドに飛んでいったが、マグワイアが球審に対し何かをアピール。すると球審もそれを認め、マグワイアは一塁へ進み、三塁ランナーのバーデューゴはホームイン。レッドソックスは勝ち越し点を奪うことになった。
実はこの時、スイングしたマグワイアのバットにキャッチャーのヒガシオカのミットがバチンとぶつかっていた。そのため打球はファールゾーンに飛んでしまい、マグワイアはそれをアピールしていたのだ。
捕手のミットがスイングしたバットに触れると打撃妨害となり、打者は一塁へ進める。満塁のシチュエーションだったため、レッドソックスは思わぬ形で勝ち越し点を奪うことになった。
日本ではあまり見られない打撃妨害だが、メジャーでは今季、エンゼルスの大谷翔平指名打者が5度も記録しているなど、意外にも頻発している。この光景を見たABEMA視聴者からは「ラッキー」とレッドソックスの思わぬ勝ち越し点に喜ぶ声や「あちゃー」「ヒガシオカさんやったな」とヒガシオカの打撃妨害を嘆く声が見られた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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