高見泰地七段「緊張しない方法教えてください!」 レジェンド棋士の珍回答にファン爆笑「正論w」「名言いただきました」/将棋・ABEMAトーナメント
【映像】佐藤康光九段が「緊張しない方法」を直伝!?

 誰もが知りたい克服法に、大注目が集まった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」予選Dリーグ第1試合、チーム康光とエントリーチームの対戦が6月17日に放送された。本戦進出に向けて絶対に負けられない戦いとあり、チーム康光の控室では高見泰地七段(29)がリーダーの佐藤康光九段(53)に「緊張しない方法教えてください!」と相談。百戦錬磨のベテラン棋士からはまさかの珍回答が飛び出し、視聴者を「正論w」「名言いただきました」と爆笑させていた。

【映像】佐藤康光九段が「緊張しない方法」を直伝!?

 Dリーグ開幕局は、チーム康光の大橋貴洸七段(30)、エントリーチームの古賀悠聖五段(22)の対戦に。古賀五段の先手で、戦型は矢倉となった。過酷なエントリートーナメントを勝ち上がってきた古賀五段の登場とあり、チーム康光の控室では大橋七段の対局を食い入るように対局モニターを見守っていた。

 画面を通じて対局者の緊張感が伝わってきたか、高見七段は「初戦は緊張しますよね…」とポツリ。自身は2021年の第4回ABEMAトーナメントで藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)率いるチーム藤井のメンバーとして優勝を経験。前期は出場していなかったため、約2年ぶりの大会出場となった。そこで、高見七段は佐藤九段に「緊張しない方法教えてください!」と質問をぶつけた。

 叡王のタイトル経験者でもある高見七段の意外な質問に、佐藤九段も「緊張しない方法?」と腕を組むと、「う~ん」とやや間を置いたのちに「年とるしかないんじゃないかな、やっぱりそれは。アハハハハ!」と笑い飛ばしていた。この珍回答に高見七段は「ええ!?」と目を見開くと、何と返答して良いのやら…と苦笑いを浮かべていた。

 ユーモアあふれる佐藤九段の自虐トークに、ファンも大爆笑。「かっこよ」「年齢で解決w」「名言いただきました」「ええw」「経験を積むしかないってことね」「正論w」と多くの反応が寄せられていた。

 注目の初戦は序盤から激しい戦いとなり、大橋七段が△4四桂から攻めをつなげてリードを拡大。開幕局の緊張を物ともせず、秒読みの中で急所を突く寄せでチームに先勝を持ち帰った。

◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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