【MLB】ロイヤルズ2-5エンゼルス(6月18日・日本時間19日/カンザスシティ)
こんなホームランを至近距離で見せつけられては、惚れるなという方が無理かもしれない。「2番・DH」で先発出場したエンゼルス大谷翔平投手が、5回無死二塁からの第3打席で、右中間席に飛び込む2試合連続の24号2ランを放った。角度は22度と低めながら、打球速度は117.1マイル(188.5キロ)と今季自己最速を計測。あっという間に、右中間の深いところまで到達する衝撃のホームランだった。本人もお決まりの確信歩きを見せたが、気持ちよすぎる一発にネット裏の至近距離で見ていた女性ファンも、メロメロといった様子で全力拍手を続けることとなった。
【映像】大谷翔平の完璧なホームランに全力で拍手する女性ファン
もはや絶景の花火でも見るようだ。ロイヤルズのグレインキーが投げた緩いカーブに対してじっくり引きつけ、内角低めぎりぎりに落ちてきたところを、力を溜め込んでドン。うまくバットをボールの下に入れ込んだ強振によって、打球はあっという間に吹き飛んだ。この瞬間をネット裏2列目で見ていたのが2人組の女性ファン。そのうち1人は打球音がし、ボールが舞い上がった瞬間にもう全力で拍手。いい当たりに喜んだのか、それとも大谷自身と同じぐらいのタイミングでホームランと確信したのか定かではないが、ホームランでダイヤモンドを1周してきた大谷を、さらに強い拍手で出迎えたところは間違いないところだ。
メジャーの各球場は、日本の球場よりも選手との距離が近いケースもあり、大谷が試合中に子どもファンにボールなどをプレゼントしたケースもある。また特等席にいた家族が、次の打席に備えて立っていた大谷に対して「うちの娘、どうだい」と声をかけるというシーンも生まれたことがある。早くも2年ぶりのMVP獲得間違いなしという評価も出始める中、今後どれだけ大谷にメロメロになるファンが増えるだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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