【MLB】エンゼルス-ドジャース(6月21日・日本時間22日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で今季15度目の先発登板。その初回に縦に35インチ(88.9)センチも落ちるカットボールでMLB屈指の巧打者から三振を奪った。
大谷は1回表、先頭打者のベッツをセンターフライに打ち取ると、打席にはMLB屈指の巧打者で昨季は年間199安打を放ったフリーマンを迎える。
1球目、3球目、5球目にフォーシーム、2球目と4球目にカットボールと、2球種を交互に織り交ぜる配球でカウントはフルカウントに。フリーマンもさすがのしぶとさを見せたが、6球目に投じた縦に大きく落ちるカットボールはバットが空を切り三振。MLBデータサイト「baseballsavant」によると最後に投じた88マイル(141.8キロ)のカットボールは実に35インチ(88.9センチ)も縦に変化する圧巻のボールだった。
キャッチャーが地面スレスレのところでグラブに収めるほど“落ちる”球に、フリーマンもお手上げといった様子で、解説の久保田市郎氏も「今日はスイーパーに頼らずというかフォーシームとカッターが中心というのが目に見えていますね」と言及したが、まさにそのカットボールが奏功した三振だった。
これには視聴者からも「縦スラ有効すぎる」「縦スラやばい」「縦スラえぐ」と数多くの反響が寄せられていた。
なお、フリーマンは次の第2打席で、そのカットボールをセンターに運ぶ14号ソロ本塁打を放ちリベンジ。同じ球種をスタンドに運ぶ巧打者ぶりを見せつけたが、さらに第3打席は大谷がフリーマンをフォーシームでピッチャーゴロに打ち取った。「これぞメジャー」というべき珠玉の対戦が繰り広げられている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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