【MLB】ロッキーズ4−3エンゼルス（6月25日・日本時間26日／デンバー）
「まるで忍者！」と多くのファンが感じた快速。この日の大谷翔平投手は超絶的な走塁でファンを魅了した。
文字通りの快速、いや快足だった。エンゼルス3点ビハインドの6回表、ウォードが二塁打で出塁した直後に回ってきた大谷の第3打席。2球目をフルスイングすると打球はライナーで左中間を突き抜けた。打球速度はなんと113.7マイル（約183キロ）。ウォードが楽々と生還した直後、大谷はサードへスライディング。今季4本目の三塁打を放ってみせた。
昨今のメジャー球場は外野が狭く作られており、三塁打が出にくくなっている。大谷自身、2022年の三塁打は6本にとどまっている。現在のペースで考えるとシーズン終了後には8本前後の三塁打を打ちそうだが、過去3年で10本以上の三塁打を放ったバッターは1人も出ていない。しかもこの打席の大谷の打球は左中間へ飛んでいた。通常の三塁打は打球が右中間より右へ飛ぶ打球がほとんどだが、左中間への打球で楽々と三塁打……。正に快速を見せつける「価値ある走塁」だった。
この驚愕的なスピードに視聴者も「大谷ってガチってたらウサインボルトに勝ってた可能性あるんじゃね」「ここは氷上か？と思う勢いで華麗にスルーーンと滑り込んできたなー」
「走り方もスライディングもすべてが美しくカッコイイ。芸術点としてもう1点追加点あげたい」「大谷さんの三塁打到達の仕方忍者じゃん」などと大興奮。
投げて超一流、打って超一流の大谷は「走っても超一流」でもある。明日以降、本塁打はもちろん今季5本目の三塁打も楽しみに待ちたい。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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