【MLB】ロッキーズ4−3エンゼルス(6月25日・日本時間26日/デンバー)
前日のロッキーズ戦では相手チームに所属していた選手が翌日はチームメイトにーー。試合開始前、トレードでロッキーズからエンゼルスに電撃移籍したムスタカスが中継画面に映し出された。「昨日の敵は今日の友」と感じる一幕だった。
【映像】昨日の敵は今日の友!前日対戦チームの選手が大谷翔平のチームメイトに!
メジャー通算13年で207本塁打を放っているスラッガー、ムスタカス。今季はここまでロッキーズで47試合に出場、4本塁打で打率.270。ロイヤルズ時代の2015年には22本塁打を放ちワールドシリーズ制覇の一翼を担ったスラッガーだ。
1-25で大敗した前日の試合では出場しなかったが、試合終了後、電撃移籍でエンゼルスへ。移籍即、ベンチに入って昨日までのチームメイトと対戦する姿はまさに”メジャーならでは”の光景だろう。エンゼルスはサードのレンドンやショートのネト、ユーティリティプレイヤーのウルシュラなど、ここへきて負傷者リスト入りする選手が続出。前日にはメッツからエスコバーを獲得するなど、ここへきて内野を中心に補強を行うのも、ア・リーグ西地区で首位のレンジャーズに迫る2位につけており、「プレーオフ」が見えてきたためでもある。
試合開始前には昨日までのチームメイトに笑顔で挨拶したムスタカス。試合開始直前にも前日まで在籍したロッキーズのベンチに向けて手を振り笑顔を浮かべた。被ったばかりなのだろう、「A」マークの赤いキャップもどことなく新鮮だった。
この日は出場こそなかったが、エンゼルスのファンの視聴者は「今日からエンゼルスにトレードになったムスタカス。今季からだけどチームに愛されてたみたい。エンゼルスがこのまま連れて帰ります」「今日からよろしくお願いします」などとSNSでコメント。大谷の同僚としてとともに活躍できるか、今後が楽しみだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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