大谷翔平とロバートJr.が珠玉のHRキング争い 両雄の一発にスタジアムも“一喜一憂” 大谷は4本差でア・リーグ本塁打単独トップを維持
【映像】大谷、136メートル特大26号

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【MLB】エンゼルス2-1ホワイトソックス(6月26日・日本時間27日/アナハイム)

 エンゼルス・大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、4回に第26号のソロアーチを放った。初回には本塁打王争いのライバル、ルイス・ロバートJr.も第22号ソロ弾を放ち、キングを争う両雄の一発がスタジアムを一喜一憂させた。

【映像】大谷、136メートル特大26号

 「3番・センター」でスタメン出場したロバートJr.は、初回の第1打席に左中間へ運ぶ飛距離401フィート(約122.2メートル)、打球速度103.8マイル(約167.0キロ)の先制ソロホームランを放ち、エンゼル・スタジアムを静まり返らせた。

 目の前で一発を見せられた大谷も、4回の第2打席に446フィート(約135.9メートル)、113マイル(約181.9キロ)の特大26号同点アーチをライトスタンドへたたき込む。打った瞬間文句なしの一発に、本拠地は拍手と大歓声に包まれた。

 この後、大谷は6回の第3打席にレフトポール際への大ファウルを放ち、本拠地の観客は打球の行方に一喜一憂する場面も。最終的に大谷は第26号を含む3打数1安打1打点1四球。一方のロバートJr.は9回の第4打席にライト前ヒットを放ち、第22号含むマルチ安打で4打数2安打1打点の成績を残した。

 ロバートJr.はキューバ出身の25歳で、メジャー4年目の今季は前日25日(同26日)までの通算で打率.269、本塁打21、打点42、OPS.885を記録。本塁打は2021年の13本がキャリアハイで、すでにシーズン自己最多を更新している。

 大谷とア・リーグ2位につけるロバートJr.の差は依然として「4」のまま。6月に入って放った本塁打数は、それぞれ大谷が11本、ロバートJr.は9本と拮抗しており、本塁打王争いはさらに熾烈さを増している。

 なお、大谷は試合終了時点で本塁打26、打点62とし、いずれも両リーグ単独トップの二冠としている。

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