トップ雀士たちが交わす無言の会話 条件クリアの2人が絶妙パス＆アガリの職人技／麻雀・Mトーナメント

　目的は一つ、そこに言葉は必要ない。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2023」予選1stステージのK卓が6月29日に行われ、藤島健二郎（連盟）と竹内元太（最高位戦）がそれぞれ2位、1位で2ndステージへと駒を進めた。第2試合のオーラスでは両者が息を合わせて局消化、その職人技に視聴者も感嘆の声を挙げた。
【映像】意図が噛み合った藤島と竹内、牌で交わした会話
　第1試合は藤島がトップ。第2試合オーラスでトップ目は竹内。どちらもこの局は1局で終わらせたい。上家、下家の関係にある両者は牌でメッセージを送り合った。まず2巡目、藤島はドラの1索を河に置き「自分はアガリに向かえる手で、安いですよ」というアピール。視聴者は「安いアピール、えらい！」「白チームコンビ打ちくる？」とこの展開に沸き立った。