吉田正尚の天才的バットコントロール 低めのボールを“悪球打ち”もすくい上げる技あり打で29度目マルチ「イチローばり」「うまい」 メジャーリーグベースボール吉田正尚 2023/07/02 11:00 拡大する 【MLB】ブルージェイズ6-7レッドソックス(7月1日・日本時間2日/トロント) MLBのレジェンドを彷彿させる超絶テクニックだ。レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・DH」で先発出場したこの試合、5回の第3打席でセンター前へのタイムリーヒットを放った。低めに外れたボール球をすくい上げる“悪球打ち”にファンからも多数の賛辞が寄せられた。【映像】吉田正尚の天才的バットコントロール 場面は5回表、4-2とレッドソックスが2点リード、2死二塁のチャンスで3度目の打席に向かった吉田。カウント1-2からの4球目、ブルージェイズ2番手の右腕・リチャーズが投じた132キロのチェンジアップは地面スレスレのボール球だったものの、吉田はこれをバットの先ですくい上げ、センター前へのポテンヒットとした。二塁走者のデバースが生還し1打点を記録。態勢を崩しながらも運んだ“悪球打ち”はまさに天才的バットコントロールがあってこそ。ABEMAの視聴者からも「うまい」「おお技あり」「よし」「ラッキー」と反響の声が続いた。またその中にはMLBのレジェンド・イチロー氏を思い出す「イチローばりの変態ヒット」の声も。 続きを読む