【MLB】エンゼルス5─2ダイヤモンドバックス(7月2日・日本時間7月3日/アナハイム)
もはやエンゼルスの定番となった“確信歩き弾”がこの日も飛び出した。大谷翔平投手の今季31号ホームランは、スタンドのファンがホームランボールをゲットすべく猛ダッシュで消えていく“付録的”なシーンも、その人気ぶりを示すものだった。
【映像】大谷翔平、特大31号アーチを放った直後に起きたボール争奪戦
4-2と2点リードの8回裏。前の打者トラウトが三振を喫した直後、打席に入った大谷は、ネルソンが投じた4球目、真ん中低めに落ちた変化球を狙い打った。打球速度115.4マイル(約185.7キロ)、打球飛距離454フィート(約138.4メートル)の特大ホームランを放った大谷が確信歩きをするとライトスタンドのファンも打球を目で追いかける。
直後、大谷の打球はエンゼルスタジアムのスタンド中段にある階段の奥へと消えていった。付近にいたファンは大谷の打球を追いかけてスタンドから通路へと猛ダッシュで消えていった。
「絶対に欲しい」と思うのも無理はない。大谷のホームランボール争奪戦は、もはやエンゼルス戦では見慣れた光景でもある。
WBCで大谷のホームランボールをキャッチしたファンは「部屋に大切に飾ります」とコメントしていた。別のホームランボールを拾った観衆は、ボールを友人同士で撮影し合うなど、今やメジャーナンバーワンのプレイヤーでもある「ショーヘイ・オータニ」のホームランボールは誰もが欲しがる、正にプレミアムボールだ。
世界一のバッターである大谷のホームランボールをキャッチして「願わくばサインを……」と感じるのは、日本人もアメリカ人も同じである。幸運を手にしたファンは嬉しさも格別だろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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