ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の三冠王の可能性について、元メジャーリーガーの川﨑宗則氏が「現実的にあり得る」と予測してみせる一幕があった。
【映像】大谷翔平、3年連続30号150m超特大弾! 驚異のホームラン量産ペース
日本時間の3日にはエンゼルスの本拠地ダイヤモンドバックス戦で31号ソロを放ち現在絶好調の大谷翔平選手。2日時点での打者としての成績は打率3割6厘(4位)、本塁打30本(1位)、打点67点(1位)と好調だ。
大谷選手の三冠王争いに注目した元サッカー日本代表の槙野智章氏は「現実的に三冠王はどうか?」と問いかけると川﨑氏は「現実的にあります!」と力強く回答して「この位置見てください。本塁打1位、打点1位、打率も4位なんですよ。チャンスはあるんです」と理由を説明。
しかし「打率も打点も、ちょっと他力本願なところはありますね」と続けて「打率も1位のディアス(3割1分9厘)という選手が、ちょっと調子を上げてくると厳しいですけど、これが落ちてきたりこのままだと翔平さんにもチャンスがあるわけです」と、上位選手の活躍もポイントになると解説。
さらに打点については「ガルシアという2位の選手がいます。このガルシアのいるチームは調子がいいんです、強いんです。前にランナーがいっぱい出ていっぱいたまって、ガルシア選手の(ランナーを)帰すヒットでたくさん点を取るというケースがある」と、チームの状況にも左右されると語った。
写真:AP/アフロ