6月25日に楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズの一戦で、西武・源田壮亮が披露した“美技”に、西武前監督の辻発彦氏が言及した。

【映像】“たまらん” 西武・源田の超絶守備が炸裂した瞬間(複数カット)
5-0、西武5点のリードで迎えたこの試合の5回裏・楽天の攻撃、1死一塁の場面で、3番・小郷裕哉の打球はショート・源田の正面へと転がるゴロに。するとこの打球を源田は、少し前進しながらシングルハンドで拾い上げると、それをそのまま“横パス”するような形で、セカンド・外崎修汰へとグラブトス。ダブルプレーにこそならなかったものの、その華麗な美技でスタンドを沸かせることとなった。すると、源田は8回、2死満塁の場面でも3番・小郷が叩き付け、センター前へと抜けるかに見えた打球に、二塁ベース後方で追いつくと、カバーに入った外崎にそのままバックハンドトス。これで一塁走者・鈴木大地をフォースアウトとし、反撃ムードが高まる楽天の勢いを殺ぐ貴重なプレーとなった。