【MLB】パドレス5-3エンゼルス(7月5日・日本時間6日/サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、同じく4番・レフトで先発出場を果たしたアデルがフェンス際のファウルフライをキャッチ。先発サンドバルが両手を叩いてプレーを称えるも、ファンから「あのボールで拍手w」「喜んでて草」など意外な反響が寄せられる一幕があった。
注目のシーンは2-2の同点で迎えた4回裏パドレスの攻撃。この回先頭で打席に入ったクロネンワースは、3球目を打ち上げてレフトへのファウルフライに倒れた。一見、平凡なフェンス際のファウルフライにも見えたが、サンドバルの喜び方が普通ではなかった。両手を上げ、手を叩いてアデルのプレーを称えたのだ。
このアデルの守備シーンについて、ABEMA解説・AKI猪瀬氏は「良くも悪くも、何かやらかしそうな雰囲気がだっぷり」とコメント。さらに「そういった意味では、ハラハラ、ドキドキ、見ていて楽しい選手」と続けると、視聴者からも「あのボールで拍手w」「喜んでて草」「アデルのスーパー普通のキャッチ」などの声が寄せられた。
アデルとサンドバルに関しては昨シーズン、同7月16日のドジャース戦でサンドバルが先発時にアデルが落下地点に入りながらもフライを捕球できず、決定的な追加点を与えたことでサンドバルがフラストレーションを爆発させた経緯などもあったため、中には「雪解け笑」「サンディとの和解」「アデルとサンディの感動的なプレー」などの声もあった。
故障者が続出するチーム状況によって出場機会を得ることになったアデル。トッププロスペクトとして期待されながらもその身体能力を生かしきれず、ここまで思うような活躍ができていないが、今季はマイナーで23本のホームランを放つなど才能が開花。メジャー昇格した翌日、先月9日のカブス戦では、打球速度117.2マイル(約188.6キロ)、451フィート(約137.5メートル)の特大弾でファンを驚かせた。
今日の試合でも3回に三塁ベースを直撃するタイムリーを放つなど、強運を見せつけたアデル。苦しいチーム状況の中、“もってる”男・アデルの意外性と爆発力がチーム浮上のきっかけになることをファンは期待している。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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