【MLB】レッドソックス4-3アスレチックス(7月9日・日本時間10日/ボストン)
メジャー初年度のシーズンを折り返したレッドソックスの吉田正尚外野手。この日の試合は4打数2安打1本塁打で、前半戦は打率.316(301打数95安打)10本塁打、44打点、6盗塁、OPS.874と抜群の成績を残した。
【映像】吉田正尚、衝撃のグリーンモンスター越え10号アーチ!
仮にこのままのペースでいけば、今季の吉田は171安打、18本塁打という結果を残す。打率3割以上となれば、日本人野手1年目の成績としてはイチロー(2001年マリナーズ/.350)以来(規定打席到達者限定)となる。
また、メジャー1年目の日本人野手における最多ホームランは大谷翔平(2018年エンゼルス/22本)であり、これを上回る可能性も残している。2位は城島健司(2006年マリナーズ)の18本であり、3位は松井秀喜(2003年ヤンキース)の16本。
前半戦終了時点での打率はルーキーイヤーの大谷翔平(.302)を上回っている。いやはや、ものすごいバッターだ。身長173センチと日本人野手の中でも身長は低い方であるのに、この日の試合では逆方向にホームランを放った。パワーもあり、ミート力も抜群だ。
前半戦終了時点でイチローに並ぶ日本人最長タイの7試合連続マルチヒットを記録した吉田は4月20日のツインズ戦から16試合連続ヒットを記録して波に乗った。後半戦もこの調子でヒットを積み重ねれば、イチロー以来となる日本人2度目の首位打者獲得も決して不可能ではない。
ホームランランキングでリーグトップを独走する大谷翔平投手とともに、吉田がメジャーの舞台で日本人旋風を巻き起こす。
【過去の日本人メジャーリーガー野手1年目の成績はこちら】
イチロー(マリナーズ)
2001年 157試合 打率.350、本塁打8、打点69、盗塁56
新庄剛志(メッツ)
2001年 123試合 打率.268、本塁打10、打点56、盗塁4
田口壮(カージナルス)
2002年 19試合 打率.400 本塁打0、打点2、盗塁1
松井秀喜(ヤンキース)
2003年 163試合 打率.287、本塁打16、打点106、盗塁2
松井稼頭央(メッツ)
2004年 114試合 打率.272、本塁打7、打点44、盗塁14
井口資仁(ホワイトソックス)
2005年 135試合 打率.278 本塁打15、打点71、盗塁15
中村紀洋(ドジャース)
2005年 17試合 打率.128、本塁打0、打点3、盗塁0
城島健司(マリナーズ)
2006年 144試合 打率.291、本塁打18、打点76、盗塁3
岩村明憲(デビルレイズ、現レイズ)
2007年 123試合 打率.285、本塁打7、打点34、盗塁12
福留孝介(カブス)
2008年 150試合 打率.257、本塁打10、打点58、盗塁12
西岡剛(ツインズ)
2011年 68試合 打率.226、本塁打0、打点19、盗塁2
青木宣親(ブリュワーズ)
2012年 151試合 打率.288、本塁打10、打点50、盗塁30
川崎宗則(マリナーズ)
2012年 61試合 打率.192、本塁打0、打点7、盗塁2
田中賢介(ジャイアンツ)
2013年 15試合 打率.267、本塁打0、打点2、盗塁2
中島宏之(アスレチックス)
2013年 メジャー出場なし
大谷翔平(エンゼルス)
2018年 114試合 打率.285、本塁打22、打点61、盗塁10
秋山翔吾(レッズ)
2020年 54試合 打率.245、本塁打0、打点9、盗塁7
筒香嘉智(レイズ)
2020年 51試合 打率.197、本塁打8、打点24、盗塁0
鈴木誠也(カブス)
2022年 111試合 打率.262、本塁打14、打点46、盗塁9
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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