【MLB】レッドソックス4-3アスレチックス(7月9日・日本時間10日/ボストン)
アスレチックスの藤浪晋太郎投手が1点ビハインドの8回裏、1アウト二塁のピンチでマウンドに上がり、打者2人をわずか5球で仕留める見事な火消しを見せた。この日の最速は100マイル(約161キロ)。
【映像】藤浪晋太郎、161キロ剛球で味方がが招いたピンチを凌ぐ見事な火消し
8回裏、アスレチックスはレッドソックスの吉田正尚外野手に勝ち越しホームランを打たれ、なおも1アウト二塁のピンチ。ここでマウンドに上がったのが7月に入ってからは無失点と安定感を発揮している藤浪。
レッドソックスの8番・アローヨを98マイル(約157キロ)の直球でライトフライに打ち取ると、続く9番・張には94マイル(約151キロ)のスプリットを2球続け、最後はこの日最速となる100マイル(約161キロ)の直球で再びライトフライに仕留めて見せた。
1点ビハインドとはいえ、追加点を許せば試合が決まりかねない場面。それでもここ5試合連続で無失点と、ようやく安定感を発揮し始めた藤浪は事も無げに打者を抑え込んだ。
吉田のホームランの興奮冷めやらぬ状況下での登板ではあったが、視聴者も「えぐ」「はっやw」とその剛球ぶりには驚きのコメントを投稿。
これで6試合連続無失点。7月は4試合で防御率0.00、被打率.083、WHIP0.27と抜群の安定感を誇る。シーズン防御率はいまだ9.00だが、デビュー戦で2回1/3を8失点、防御率30.86というホロ苦デビューを飾ったことを考えると、ゆっくりではあるが着実にメジャーにアジャストしているように見える。
前半戦はチームトップの5勝、45回を投げて47奪三振とスタッツも落ち着いてきた。後半戦こそ日本の「マウント・フジ」が本領発揮となるか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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