【写真・画像】小学生向け漫画の性表現、親の“検閲”に問題は? 「正しいものばかりを与える必要はない」の声も 8枚目
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 ニュース番組「ABEMA Prime」の取材に対し、ニコ☆プチ編集部は「ファンタジーをベースにしたストーリー全般や前後の文脈を総合的に評価したところ、直ちに掲載自粛を判断すべき様な表現ではないと考えた」とコメント。「しかし、内容の一部にご不快な思いをした読者、保護者がいらっしゃったことを重く受け止めております」とした上で「より一層注意深く、読者と向き合うよう努力を重ねてまいります」と話している。

 飯田氏はILA(国際識字連合)が提唱している子どもの「読む権利」に言及。「親や大人が干渉するのは、人権の侵害だ。そういう観点があまり日本にない。今回の騒動でも与えるべきか、大人がどのようにコントロールするかが問題になっているが、子ども側からすると読む権利を侵害していると思う。子どもには本を選んで好きに読む権利がある」と述べる。

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 制度アナリストの宇佐美典也氏は「そもそも、漫画はいけないことが描かれているという前提がある」と指摘する。

「僕らが小さい頃は少年ジャンプで『電影少女』という漫画が連載していて『なんかエロいよな』と言いながら読んでいた。それに関して別に親にどうこう言われたことはないし、こういうものだと思う。もし、僕の娘が『溺愛ロワイヤル』を読んでいたら『こういうことを言う男は他のやつにも言っているから、やめとけよ』と言うくらいだ。共産主義社会ではないから、正しいものばかりを与える必要はない。これを題材にユニークに話せるような余裕が家庭にないと、その家は逆にヤバいのではないか」

(「ABEMA Prime」より)

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