7月9日(日本時間8日)にドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンゼルスの一戦で、3年連続となる“トリプルスリー”を達成したエンゼルスの大谷翔平について、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
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7月9日放送の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、この試合の4回表に、大谷が今季100安打目となるライト前ヒットを放ったことで、投球回数:100回1/3、132奪三振という投手としての「100」超えに続き、打者としても“100超え”を果たしたことで、“投打トリプルスリー”状態となっていることについて紹介することとなったが、その際に里崎氏は、投打に活躍し続けていながらも、「ほぼ休んでいない」ことが、こうした成績に現れているとした上で、「しかもまあ、二刀流も、大谷しかいないんで。だからこの(成績)1つずつとったら、100イニングっていうのは、まぁ、言わば通過点としては普通の成績だし、100本の安打も、やっぱ200安打ぐらいを目指して欲しいんで。っていうところを考えていけば、その数字自体は、そんな大した数字じゃないんですよ。普通なんですよ。レギュラーなら。」と、今回達成されたシーズン100安打をはじめ、100イニングも、100奪三振も、1つ1つの成績自体はレギュラー選手としては、ある意味、平凡なものであると指摘した。
そのため、スタジオの共演者たちからは、ある種のどよめきにも似たリアクションが巻き起こったが、続けて里崎氏は、「レギュラーでやってれば普通なんですけども、それを投打、二刀流でここまでやってるっていうところに、スゴさがある」と、前述の“普通の成績”というのは、投打それぞれの“専業”であればの話であり、それを1人の選手が二刀流という形で行っているところに、大谷翔平という選手の“スゴさ”があるのだと力説しつつ、「今、アメリカのメジャーリーグは、大谷を筆頭に盛り上げていって欲しい」と、名実ともに球史に残る“レジェンド”級の働きを見せる大谷を称賛する形でコメントした。
(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)