【MLB】エンゼルス8-9アストロズ(7月16日・日本時間17日/アナハイム)
エンゼルスの「足のスペシャリスト」が超特急的な快速で代走起用に応え、一時勝ち越しのホームインをしてみせた。ファンの間では侍ジャパンの”あの選手”を彷彿とさせるスピードだと、話題になっている。
【映像】大谷翔平の同僚”スペシャリスト”、足で魅せた快速ホームイン
7回表、アストロズの5番マコーミックと7番マイヤーズのソロホームランが飛び出してスコアが同点に。二人はともに左投右打であり、解説のAKI猪瀬氏も「メジャーの世界でほとんど存在しない左投右打コンビに打たれました。多分メジャー史上初めてかもしれないです」とコメント。
同点とされた直後の7回裏2死一塁。この日3本目となるヒットを放ったキャベージに代わり代走起用されたベラスケスは、1番ネトが放ったセンター左へのヒットで一塁から長躯ホームイン。
代走起用については「猛打賞のバッターにベラスケスを送る謎」とファンがSNS上でコメントすれば、解説のAKI猪瀬氏も「ここで出すのはちょっと早いです」と首を傾げたが、そんな疑問を覆す走塁内容であり、「(コーチャーも)回す回す!」と実況アナも絶叫。
この快速ぶりにファンからは「ベラスケス=周東くらいの神走塁でエンゼルス勝ち越し!」「ベラスケス良く走ったよ!WBC周東かと思った!」「ベラスケスは一塁に居ても得点圏!周東か!素晴らしい!手放しで褒め称える!」と、WBCでも快速ぶりを発揮した周東佑京(ソフトバンク)を思い起こさせるといったコメントが殺到。
AKI猪瀬氏も「センター前ヒットで一塁から返ってきました。(この生還は)キャベージにはできなかったでしょう。そういった意味でハマりましたね。守備力でも非常に評価を受けていますが、高校時代はハイジャンプで優秀な成績を収めていました」とベラスケスの長所を解説。
22年に17盗塁を決めた快速ランナーは今季既に8盗塁を決めている。自身の武器を最大限に活かすホームインだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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