7月17日に福岡PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対オリックス・バファローズの一戦で、オリックスの“怪物”山下舜平大が2塁を踏ませない好投で今季8勝目をマークし、野球ファンの間で話題となっている。
【映像】“豪速球ストレート”が浮き上がる瞬間
この日、先発した山下は、初回からストレートに加え、カーブ、フォークを織り交ぜつつも、勝負どころでは最速158km/hの力強いストレートで押し切るという、山下らしいパワーピッチでソフトバンク打線を圧倒。特に高めに伸びるストレートは、それがあからさまにボール気味であっても、各打者ともにバットが空を切ることに。終わってみれば、7回を投げ、2塁を踏ませずの無失点、8奪三振の好投で今季8勝目。2018年にMLBドラフト会議でアトランタ・ブレーブスから1巡目で指名を受け、今季、ようやくその才能が開花しつつあると評判のソフトバンク先発スチュワート・ジュニアとの投げ合いを制することとなった。