
【MLB】タイガース-エンゼルス(7月27日・日本時間28日/デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、1回を無安打無失点でスタートを切った。前回登板では4本の本塁打を浴びながら、からくも8勝目を手にする幸運もあったが、中5日での登板で9勝目なるか。
【映像】大谷翔平、超低弾道の爆速36号HR(現地7月23日)
大谷は今季20試合目の先発登板。ここまで8勝5敗で防御率は3.71とエンゼルスのエースとして開幕から先発ローテーションを守り続けている。111回2/3を投げて被安打78、49失点(自責46)で奪三振はイニング数を大きく上回る148個だ。被打率.195はメジャー全体でもトップタイという優秀な数字を残している。
ただ、ここのところの大谷は右手中指の爪が割れた影響は、それに関連する指先の感覚に悩み、満足いく投球とはいかず、直近3試合では5失点、4失点、5失点。前回登板でも6回1/3を投げて自己ワーストの4本塁打を浴びるなど、苦戦が続いた。3試合続けて球数も100球未満となっており、指の状態がどこまで回復し、本来の状態に戻っているかが9勝目への大きなポイントだ。
なお試合前にはミナシアンGMが、今季は大谷のトレードはないと明言。各種メディアでも8月1日(日本時間2日)までのトレード期限ぎりぎりまで動向が注目されていたが、晴れて残留が決まってから初のマウンドでどんな内容を見せるか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



