【MLB】ブルージェイズ-エンゼルス(7月28日・日本時間29日/トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席に2戦連発のとなる特大の39号ホームランを放った。飛距離は103.5マイル(約166.56キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)の豪快な一本だった。
歴史的偉業達成から一夜、この日も大谷の勢いが止まらない。前日の敵地・タイガースとのダブルヘッダー1試合目で“二刀流”として出場すると、投手として9回111球を投げ1安打無失点8奪三振の好投で9勝目、メジャー初完封を果たした。さらに2試合目には「2番・DH」で出場し、第2打席に37号2ラン、第3打席に38号ソロと驚がくの2打席連続本塁打。後に筋肉の「けいれん」で代打を送られていた。何度か腰の付近をひねる様子もあり周囲からは心配の声が続出していたものの、2戦連発のビックアーチでそんな不安を吹き飛ばして見せた。
ここまで大谷は100試合に出場し、打率.298、38本塁打80打点の成績を挙げている。ホームランは2位のロバートJr.と10本差。リーグトップで完全に独走状態となっている。さらに打点はトップと6点差の2位で、打率も3割を切ったものの依然リーグ7位と打撃3部門で上位につけている。
MLBのトレード期限を8月1日(日本時間2日)に控え、エンゼルスはホワイトソックスからジオリト、ロペスを補強。大谷の移籍にも大注目が集まっていたが、エンゼルスのミナシアンGMは残留を明言したと報じられた。2014年以来9年ぶりとなる悲願のポストシーズン進出へ、大谷の躍進は止まらない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





