【MLB】ブルージェイズ6─1エンゼルス(7月29日・日本時間30日/トロント)
ファンも大谷も、そして相手投手も思わず頭を抱えてしまう事態だ。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したこの試合。同僚野手で主力のウォード外野手が顔面に死球を受け試合中断、大谷も思わず頭を抱えてしまう衝撃シーンがあった。
場面は5回表、両軍スコアレスの場面。エンゼルスは1死満塁とチャンス。打席に入った4番・ウォードはここまで空振り三振とライトフライ。カウント2-0からの3球目、ブルージェイズ先発右腕・マノアが投じた92マイル(約147キロ)の高速シンカーが内角高めに入り、ウォードの顔面に直撃した。直後、ウォードはその場に倒れ込み、当てたマノアはすぐさま頭を抱え、心配そうに見つめる。チームドクターが駆けつけるが、ウォードの顔面からは鮮血が流れ、現地ロジャース・センターは騒然とした。
チームは押し出しの四球で先制も、喜んでいる場合ではない。申告敬遠で出塁、二塁走者の大谷もマノアと同様に頭を抱え、事の成り行きを見守るばかり。その後、ウォードは退場、交代となり一塁走者にはベラスケス内野手が入った。
SNS上では「ブルージェイズ戦始まってから碌なことがない」「ウォードどうかご無事でありますように」「いやウォード大丈夫か…場所によっては長引く場所なだけにほんと心配…」「わざとじゃないのはわかってるけどもう、これ以上、勘弁してよーーーーー」と心配の声が多数上がった。
目下エンゼルスはトラウト、レンドンら主力野手に故障者が続出。大谷も前日はチャンスで代打を送られるなど途中交代。またその大谷がこの日も第1打席で左足つま先付近に死球を受けるなど、チームはトラブルの連鎖に見舞われている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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